そういう訳で、、、ポイントは、
① 一度に250ℓの水を温めるのではない。
② 沸騰させたお湯は、30度近くまで低温に下げて取り出す。
つまり、少量の沸騰したお湯を冷ました時の熱で、流入してくる水を温める。ということだ。
これは、とても簡単な装置で実現できる。
図の左上から流れ込んでくる水は、右に流れながら下面のアルミ板にから熱を受け取る。
流れる水は、構造上右に行くほど高い温度に接し、沸騰ゾーンの手前では、100度に近い熱を受け取ることになる。そして、Uターンして沸騰ゾーンを通過後は、、、、今度はアルミ板を介して、熱を与える側になり、左に流れるに従ってその温度は低下して、最後は流入してくる水と同じ位の温度まで下がって、流出される。。。という仕組だ。
仮に、ローソクの燃焼時間を20分 として、250ℓ水を処理するには、流量を200cc/秒 にする必要がある。試作装置の沸騰ゾーンの体積を50cc(厚み1㎝×高さ10㎝×長さ5㎝)とすると、水は50/200秒=0.25秒の間、100度を体験することになる。になる。これが殺菌に十分な長さかどうかは、判らないけど、必要に応じて、処理速度を変えたり、装置のスケールを変えればいい。
実際は、多分、側面からの放熱が、一番大きなロスになるので、断熱材でカバーするか、装置をクルクルっと丸めて円筒型にしてしまう手もある。装置が斜めになっているのは、炎が効率的に当たるようにする為。
近日中に実験予定、、、最終的には、大腸菌に汚れた水が飲めるようになるか???、なので、いずれは人体実験の日がやってくるかも。。。
理系の人に、クイズ。
干ばつに見舞われたアフリカのある村に、濁った大きな水たまりが有る。この水を飲めれば、住民は生き延びることができるのだが、大腸菌がうようよいて飲むと下痢をしてしまう。煮沸消毒すれば、飲めるようにはなるけど、近くのブッシュの枝など燃えるもの取り尽くしてしまい無い。ただ、なぜか普通サイズのローソクが1本だけ有る。濁った水は、風呂桶一杯分ほどの250ℓもあるのだが、、、なんとかローソクの熱でこの水を煮沸消毒させて生き延びることができないものか。??
ちなみに、ローソクの重量を10g とすると、燃焼エネルギーは約8000Cal。
水たまりの水250ℓの水の温度を1℃上げるのに250000Calが必要。
単純に考えると、このローソクの炎では水の温度を0.03度しか上げることはできないのだが。。。
数年ぶりにソーラークッカーを蒸し返す。
アフリカやアジアの途上国で、病原菌に汚染された水を飲んで一日に3000人以上の子供が死んでいる。
http://www.unicef.or.jp/special/10sum/5th_birth.html より抜粋
薪の取れない地域、燃料の買えない人々のために、ソーラークッカー(太陽熱調理器)を利用して、煮沸消毒できれば安全じゃないの??と考え、、安価で、軽量コンパクト、使いやすく、壊れにくい構造の、ソーラークッカーを試作。できたのは、段ボール箱の底に、反射材を取り付け、光は段ボール箱のテーブル面に集まり、そこに鍋などの調理器具を置く。。。というシンプル構造のソーラークッカー。水の煮沸だけでなく、加熱調理全般に利用できて、箱型なので転倒の恐れが無く、テーブルとしても使える。。。というもの。
このアイデアが簡単な試作止まりだったのは、驚くようなアイデアとは思えなかったからだ。いくら、構造を工夫して使いやすく、コンパクト化しても太陽から得られる熱は決まっている。 ざっと、40㎝×60㎝の受光面積で1ℓの水を沸騰させるまでに、約50分ほどかかってしまうのだ。待てない人も多いだろう。
もう一つの理由は、、売って儲ける という筋書きの商品ではないということ。今の私の状況では利益が見込めないものに時間を割けない。と判断したのだ。
≪続く≫
今日は十日戎。
福男選びで有名な西宮神社へ戎参りに行きました。
商売繁盛と家内安全を祈願して。
もう随分前から十日戎へお参りしていますが、願掛けだるまを毎年買っています。
色々な大きさのだるまが揃っています。
うちは、こちらの小ぶりの中から選んでいます。
手描きなので、どの顔も微妙に違います。
いつもちょっとだけ時間をかけて、ハンサム君選びをしています。
ところが、今まで何も知らずに願い事を立てているだけで
白目のまま置いていたのです。
ちょっと気になっていたのでお店の人に聞いてみました。すると
「願い事を立てたら向かって左の目を黒く塗って、一年たって願いが叶っていれば
右の目も黒く塗る」と教えてもらいました。
どうして、もっと早く聞いておかなかったんだろう(^_^;)
どうか願いが叶いますように。。。
先日の「エコ☆フェスタ」で、気になっていたのが
包装紙で作るクリスマスオーナメント
ワークショップで作るコーナーがあったのですが、立ち寄ることができませんでした。
諦めていたのですが、leleのお友達のkさんから最後に頂きました!!
ありがとうございます。
さっそく玄関のクリスマスリースに付けました。