最近、フリーマーケット感覚で、小さな陳列棚を何十個も並べてスペースをレンタルするという「フリマボックス」というお店があります。当方もシェルポを売る為に、身近な地域で当ってましたが、どうも、ガラクタ市、、、みたいな、にぎやかなボックスが多く、たまに、手作りで趣のある出品物は逆に埋もれてしまっていたので、参加はあきらめてました。
(先日も少し触れましたが)一通のメールで、フリマボックスのお誘いが有り、女房に対応を任せてたのですが、どうも、この「アスタチャレンジマート」というフリマボックスは、今までのフリマボックスとは一味違う!ということがわかり、参加することにしました。
場所は、新長田と言う、阪神大震災の激震災害地域で、復興支援事業の一環として、都市再開発が続けられており、立派な建物が今も新たに建てられ続けてます。建物だけでなく、新規事業への支援投資も続けられていて、この「チャレンジマート」もそんな支援の一環のようです。
一言で言うと、オリジナリティーのある商材に限定して、レンタルボックスと、小規模なレンタルスペースをいくつも用意して、フリマボックスとしてはとても大規模な展開を目指している、、、と言うものです。(はっきり言って、多分、民間の発想では、採算性やリスクからとても怖くて事業化できないようなストーリーかもしれませんが、この事業自体に産業支援の側面がある!!というのが、この事業のポイントのようです。)
半信半疑の部分も残っていたのですが、今日説明会に行って、担当者の意気込みを十分に感じることができました。(まあ、月々3000円のフリマボックス出展者に、しっかりした説明会等を開いてもらえる、というだけでも、街のフリマボックスとは雲泥の差なのですが、、、)。開業に合わせて、私鉄、JRの吊り広告や、プレスリリース等、の宣伝活動もするとのことですので、それだけでも楽しみです。
新規事業といっても、一度、テイクオフしてしまうと、社会の荒波にもまれて、淘汰されていく厳しい運命にさらされますが、こういう支援事業は、いわば温室栽培のようなもので、雑草のたくましさ、、、、は持ち合わせていないケースが殆どのようです。人の事業の心配をしている余裕も無いのですが、何とか、われわれ出展者と主催者の努力で軌道に乗ってほしいと願う限りです。
最初は、出展者の審査があります。。。とか書いてあったので、「またまた、そんなこと言って、ただのフリマボックスの勧誘なのに、もったいつけた言い方してるだけじゃないの~。」って疑っちゃいました。申し訳ない。