商品のパッケージの上部に取り付けられた二つ折りの厚紙をヘッダーといいます。ヘッダーには、商品の名前などが書かれますが、穴を開けて商品陳列の時の吊るすという機能も有ります。最近、ヘッダーに穴を開ける代わりに、穴の代わりになる切り込みを入れるという、タイプが出てきた。この切り込み穴タイプだが、商品が重たい場合、実に具合が悪く、例えば野球のボール2個セットの場合、少し下に引っ張ると、切り込み部分が、ひん曲がり、落下してしまう。また、時々、自然に落下してしまっている場合もある。お客さんが取り出す時も、複数の商品が落下してしまうことがある。
一方、いい点としては、(多分ですが、、)トムソン抜きの後行程で抜き穴のカスを1個づつ取り除く必要が無くなる。(工賃削減)。それから、偶に抜きカスがついたままのヘッダーもあるだけど、我々が品出しをする時に、そのカスを床に落としてしまう、、ということがなくなる。
切り込みの形は、特に工夫をした形跡は無いので、上記のような問題点が解決できる切込みの形状が考えられれば、世の中で使われるかも。。。。と考えながら仕事してました。
ちなみに、吊るす為の棒は直径6㎜程度なので、穴の方は8㎜位が一般的だけど、軟式テニスボールの空気注入ポンブと、キャッチャー用フットレガースの穴は6㎜より小さい!!改善しようとしないのかな?