シェルポシリーズの中で、人気が高いのは、カートンシェルポとWボックスモデルです。紙の良さ、は多くのユーザーからご指摘いただき、特に、文具延長としてのテイストに面白味を感じてもらえる人が多いようです。
が、これらのモデルの素材は、紙なので、汚れが付着しやすく、また、表面の耐久性がプラスチックや布に比べて劣るという問題があります。紙の質感の優しさと、耐久性、防水、防汚性を高めるという課題を両立させた素材は無いものか。。。。
これが、ここ半年(Wボックス完成直後からの)、頭の隅にくすぶり続けている課題でした。
で、現在、一つの方法に行き着いてます。それは、、、壁紙の利用です。
壁紙(ディスプレイ画面の背景ではありません)は、耐水性、防汚性が高く、表面にエンボス等の加工がなされて風合いが高く、別の紙にラミネート(張り合わせ加工)することで十分な強度を出すことが出来そうなのです。
手貼りした試作レベルでは、上々の出来栄えで、紙の弱さを感じさせず、プラスチックの安っぽさが無く、布とは違ってガッチリとしたボックス構造が可能な、従来触ったことの無い、新素材テイストに仕上がっています。試作に協力してくれる加工業者さんが現在テスト的に製作してくれていますが、商品化の可否は、機械的ラミネートが可能かどうかにかかっています。
上手く行けば、数ヶ月後に壁紙シェルポが誕生します。ご期待ください。
壁紙シェルポ 試作第一号
壁紙シェルポ
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