トムソン加工の業者選びも大変だった。今後、今のモデルよりも大きなサイズも作るかもしれない、、、という想定で、一番大きな加工装置(2×3m)を持っている業者を選んだ。
実はこの会社の常務さんと5年ほど前に会っていて、今回も担当してもらえたので、先方の会社内での無理もききやすく、全体の流れがスムーズにいったと思う。実際5回ほどテストや、やり直しなどで現場に行き、その都度現場の作業が止まり迷惑をかけていたが、僅かな発注額の仕事なのにここまでしてくれたのは、常務の顔と、僕の悲壮感だったに違いない。
現場担当者は、最初「絶対に硬くて無理だ。」って言ってたけど、それでも何度もトライした結果、最後の最後にはうまく行った。たとえて言えば、パン屋さんにケーキを作ってくれって言いに行ったような、、、普通の段ボール箱とパンタパネルの加工では、同じトムソン加工でもそれくらい違いがあったようだ。
ちなみに、その会社はケーキの注文が入ると、サンプルカッターという別の加工方法で対処していて、決してケーキが作れない訳ではない。(トムソンは加工賃が100円とすると、サンプルカッターは数千円 という違いがあるが。)
写真は、ちょっとしたミスで停止したトムソン加工装置を修理しているところ。。