先日ご載せたロディアボックスは、ベルトの留め金位置が良くなかった。
背表紙部分に留め金具があると、ケースを開きにくい上、直ぐにロディアを開くことが出来ない。
首から下げたまま、ケースを開いて、そのまま筆記をすることを考えると、ホックの開け易さ。開いたケースと、ベルトの位置関係。が重要になるけど、これを満足させる取り付けパターンは下記のような1パターンしかない。
このケースをテストしてみると、マグホックが時々、とても閉まりにくくなることがあった。その理由は、下像のように、ケースに取り付けた三角カン が、内側に向いた時、ケースのふたを閉める際に、三角カンを挟んでしまうことが原因だった。
一番最初のモデルでは、背表紙に金具を取り付けていたので、この問題は判らなかったのだ。。。
正常な状態
こうなってしまう時がある。
でもまあ、せっかく形が出来たので、シェルポの納品のついでに、コンセプトの評価と、競合品を調べに、試作品を首から下げてハンズ三宮へ行った。
文具コーナーのブックボックス担当者は、かなり絶賛で、ロディア担当者に紹介してくれました。この方は、しばらく触って、上記の噛み込みを発見し、ここはなんとかしないと。。。との指摘と、ベルトの長さを調節できるようにした方が良い、、、というご意見をいただきましたが、非常に面白い、との感想で完成即納品となるかも。。。
非純正ロディアケースも立派な革製が何種類もあり、価格も2000円~1万円超まで、色々だけど、形状は、みんな同じカバー形式だ。バリエーションを広げるという意味では価値は有りそうなものの、絶対需要がブックカバーの比較にはならないので、売れる数はほんとに少ないかもしれない。